2012年 06月 26日
お待たせしました。
はぴくろで扱っている革には、数種類あります。
もっとも多く使っているのは、牛革。バッグを作ったりできるような上質の革で、厚みも作るアクセサリーによって変えています。花のコサージュやヘアゴムなど立体的に成形する場合は、0.8mm位の薄めの革を使い、ペンダントやキーホルダーなどしっかりしたものを作りたいときは、1.3mm位の革を使います。先日の製作で子どもたちに染めてもらった牛半頭分の革は、本来の牛革(3mm位あります)から必要な厚みの革を漉き取った残りの革で、床革といいます。レザークラフトの練習用や、バッグ等の裏地に使われるようです。
豚のスエード革も、アクセサリーのポイントとして使います。とても柔らかいので、細かく切れ目を入れたりくるくると丸めたりして、花のコサージュの花芯としてもいい感じで使えます。
そして、夏のアクセサリーとしてよく似合うのが、豚の生革。革製品に使う革は、牛や豚の皮をはいだ後、「なめし」という加工工程を経て作られるのですが、その前段階の皮が「生革」という、半透明の革です。見た目も手触りも、私たちが普段「革」と言っているものとは全く違います。
アクセサリーにする過程も、いつも使っている革とは少し違います。
加工前の生革。とても固く、半透明のプラスチックみたいです。
この革を水に浸し、しばらく置くと、柔らかくなります。乾くと元のように固くなってしまうので、柔らかいうちに、すばやく型を取ります。ペンなどのインクが革につかないので、千枚通しのような先のとがったもので、型に沿って傷をつけ、そのあとをはさみで切ります。
型取りした生革。今回は、花のペンダントを作ります。生革のペンダントは、珍しいのとその革の透明な美しさで、とてもご好評をいただいています。作るたびにすぐ売り切れてしまうので、今回は多めに作ることにしました。
この生革を、アルコール液で薄めた専用の染料で染めます。
この透明感。とても革とは思えません。
これに、ビーズで作った花芯をつけたり、飾りのビーズをつけたりすると。
こんな感じに仕上がりました。
実は、今回のアクセサリー、momoの学校の校長先生のリクエストなのです。PTAのお母さんがつけておられた生革のペンダントがとっても素敵だったから、ぜひ作ってほしい、とお話をいただきました。ずいぶん時間がかかってしまいましたが、なんとか出来上がりました。
それにしても、「生革」はあまりに生々しいので・・・これからは、「クリアレザー」と呼ぶことにします。夏らしくて、涼しげですよ。
もっとも多く使っているのは、牛革。バッグを作ったりできるような上質の革で、厚みも作るアクセサリーによって変えています。花のコサージュやヘアゴムなど立体的に成形する場合は、0.8mm位の薄めの革を使い、ペンダントやキーホルダーなどしっかりしたものを作りたいときは、1.3mm位の革を使います。先日の製作で子どもたちに染めてもらった牛半頭分の革は、本来の牛革(3mm位あります)から必要な厚みの革を漉き取った残りの革で、床革といいます。レザークラフトの練習用や、バッグ等の裏地に使われるようです。
豚のスエード革も、アクセサリーのポイントとして使います。とても柔らかいので、細かく切れ目を入れたりくるくると丸めたりして、花のコサージュの花芯としてもいい感じで使えます。
そして、夏のアクセサリーとしてよく似合うのが、豚の生革。革製品に使う革は、牛や豚の皮をはいだ後、「なめし」という加工工程を経て作られるのですが、その前段階の皮が「生革」という、半透明の革です。見た目も手触りも、私たちが普段「革」と言っているものとは全く違います。
アクセサリーにする過程も、いつも使っている革とは少し違います。
加工前の生革。とても固く、半透明のプラスチックみたいです。
この革を水に浸し、しばらく置くと、柔らかくなります。乾くと元のように固くなってしまうので、柔らかいうちに、すばやく型を取ります。ペンなどのインクが革につかないので、千枚通しのような先のとがったもので、型に沿って傷をつけ、そのあとをはさみで切ります。
型取りした生革。今回は、花のペンダントを作ります。生革のペンダントは、珍しいのとその革の透明な美しさで、とてもご好評をいただいています。作るたびにすぐ売り切れてしまうので、今回は多めに作ることにしました。
この生革を、アルコール液で薄めた専用の染料で染めます。
この透明感。とても革とは思えません。
これに、ビーズで作った花芯をつけたり、飾りのビーズをつけたりすると。
こんな感じに仕上がりました。
実は、今回のアクセサリー、momoの学校の校長先生のリクエストなのです。PTAのお母さんがつけておられた生革のペンダントがとっても素敵だったから、ぜひ作ってほしい、とお話をいただきました。ずいぶん時間がかかってしまいましたが、なんとか出来上がりました。
それにしても、「生革」はあまりに生々しいので・・・これからは、「クリアレザー」と呼ぶことにします。夏らしくて、涼しげですよ。
by hapikuro
| 2012-06-26 15:56
| 活動報告